【体験談】電話対応の恐怖からパニック症になる

電話対応の恐怖からパニック症になる

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今から約25年ほど前、建設会社の新卒採用で経理部に配属され新入社員として新人研修を受けつつ実務研修へ移行した入社3ヶ月頃でした。

実務の第一歩ということで、最初の仕事として電話対応を任されました。電話の呼び出し音が内線と外線で微妙に違う設定にされていて電話に出る際には、内線対応の文言と外線対応の文言の使い分けをするようにと指導されたものの、どうにも緊張しているのと最初から失敗してしまったことから、繰り返し失敗していました。

結局、初日はほとんど内線と外線の区別がつかず、外線対応の文言での対応をしていれば文句は言われないだろうと其の場凌ぎをやってしまいました。

それから、数日経ってから、直属の指導担当者からもう何日かやっているのだから電話の内線と外線の区別がついているはずだけど、全て外線対応しているのはどうしてかと嫌味を言われました。それ以来、電話の音が鳴るたびに緊張感が走り、恐怖を感じるようになりました。ひと月も経つと電話対応自体で指導者から文句を言われる事は無くなりました。

しかし、それを忘れた頃、仕事上のトラブルの電話が入った際、担当者が不在だったため私が代わりに対応にあたりました。
その際、相手側の方が相当興奮されていたらしく、怒鳴りつけられ、罵声を浴びせられてということがあり、これ以来、電話の音がなるだけで、多量の発汗、心拍数の増加、過呼吸という一種のパニック状態を起こすようになりました。

心療内科の診療を受けるとパニック症の診断を受け、カウンセリングを定期的に受けることになりました。

パニック症の原因ははっきりしているものの自分ではどう克服して良いか分からず、心療内科の先生の言う通りに通院を重ねざるを得ませんでした。

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治療当初は、服用薬の処方をもらって錠剤を飲んでいたと思います。それに合わせてカウンセリングも受けていて、そこで、克服するために、電話の音が聞こえたら、深呼吸して慌てて受話器を取らないようにしてみましょうとの指導を受けました。

パニック状態を起こしてしばらくは、会社の上司の配慮もあり、電話対応を外してもらい別の仕事に専念できるようにして様子を見てもらいました。
その後、電話の音が聞こえたら、瞬間的に脈が早くなる症状はなかなか止まらなかったのですが、深呼吸することで、周囲に気づかれることなく電話に出れるようにはなりました。

それでも、今でもパニック症とまではいかないまでも、電話の音で脈が瞬間速くなる症状は続いています。
年に一回の健康診断の際に、既往症でパニック症が記載されているので、その際にカウンセリングを受けうまくこの症状と付き合っています。
ただ、周囲に状況を説明し協力していただく環境を作ることが一番大変だったかもしれません。

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